7月の歌「しゃぼん玉」

ハッピーシャワータイムの7月の歌は、「しゃぼん玉」です。

「しゃぼん玉」
作詞 野口雨情
作曲 中山晋平

しゃぼん玉 とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで こわれて消えた

しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた
うまれてすぐに こわれて消えた

風 風 吹くな
しゃぼん玉 とばそ

皆さんもしゃぼん玉で遊んだ懐かしい時期が、あるのではないでしょうか。

しゃぼん玉遊びの中に、この歌は自然な流れでバックコーラスのように歌っていませんでしたか?
私の子供の頃、童謡は生活の中に普通に流れていたように思います。

その頃の私は、無邪気にこの歌を口ずさんでいました。
しゃぼん玉はきれいですよね!
虹色に光って空に飛んでいきます。
たくさん吹くとたくさん飛ばせました。
歌のテンポも、あの頃は軽快に歌っていたように思います。

皆さんはいかがでしたか?

大人になってもう一度しゃぼん玉を歌ってみると、歌詞がとても気になりました。
なぜか、物悲しい。。。
この歌詞の悲しさはなんだろう?と気になり紐解いていくと。。。

童謡の歌詞の意味は、諸説いろいろあります。
歌詞ができてすぐ曲がつけられたもの、ずいぶん時が経ってからつけられたもの、いろいろあります。

しゃぼん玉も、歌詞ができてから3年経って曲がつけられました。
そのためいろいろな解釈もあったのでしょう。
野口雨情さんはお子さんを2人亡くしています。昔は医療が今のように発達していなかったので、子供のうちになくなる方も多かったと聞いています。

しゃぼん玉もそのひとつ。
野口雨情さんの初めてのお子さんは、生まれてわずか八日目に亡くなってしまったそうです。
そんな気持ちがこの歌詞には込められている気がしてなりません。

医療の問題だけではなく、
「この歌詞ができた大正9年の世情は混沌としていて、貧困と苦悩に満ちた日本の現状の中、犠牲者はいつも弱い立場の子供だった。世の中への反感と嘆き、そして安穏な暮らしを破壊するものへの抵抗こそが、雨情にしゃぼん玉を書かせた。世間の冷たい風よ、どうぞ吹かないでおくれ。」
そんな思いがしゃぼん玉には込められていると『童謡の謎 合田道人』には記されています。

この歳になっていろいろな経験を積んだからこそ、悲しい思いも幸せな思いもたくさん味わっているからこそ歌える歌がある。

ハッピーシャワータイムで歌う「しゃぼん玉」は、ちょっとスローテンポなしゃぼん玉の中に、沢山の想いがこもっている歌になる気がしています。

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